
ズキズキと痛む片頭痛・・・片頭痛ってどんな症状なの?
片頭痛とは、何らかの原因で脳の太い血管が拡張しその周囲を取り巻いている頭の中にある一番太い神経「三叉神経」が圧迫されることによって刺激を受けます。
この三叉神経が刺激を受けると痛みの原因となる物質である「神経ペプチド」が放出され炎症が起こります。
この刺激が大脳に直接伝わり「頭痛」として現れる症状になります。
体調が悪いから、頭痛が治らないからといって病院にいって薬をもらってもなかなか軽減されないのは片頭痛である可能性が非常に高いと言えます。
この片頭痛、突然現れるのではなく実は予兆や誘因するものもあるんです。
片頭痛はどうして起こるの?
さて、片頭痛が起こる前は予兆があったり誘発させるキッカケとなることがあります。
普段の生活から気になる項目が出てくるはずです。
まず、予兆として挙げられるのが
・胃の不快感を感じる
・空腹感を感じる
・眠気が日常的にある
・むくみがある
・目がかすんで物がダブって見えたり、目の前にキラキラした光がちらつく(閃輝暗点)
こんな症状が挙げられます。
慢性的な片頭痛持ちの方はなんとなく予兆を感じる事ができますが、なかなかこの予兆を体調不良として認識してしまい片頭痛前の予兆ととらえない人も多いのが事実。
それプラス、誘発するポイントも様々あります。
片頭痛を誘発するポイント
・お酒やワイン
・ストレス
・月経によるホルモンバランスの乱れ
・食べ物だとチーズやチョコレート
・低気圧
女性にとっては毎月1度ある月経時に誘発してしまう可能性があるなんて、考えたくないですよね。
食べ物や飲み物は日頃から気を付けていきましょう。
たしなむ程度なら問題ありませんが飲みすぎると誘発する可能性が高くなります。
そしてストレスの解放ですが、現代社会はストレスに感じる事がとても多くあります・・・
お休みの日は自分の趣味に時間をつかったり、運動でストレス発散をして心を落ち着かせましょう。
他、低気圧の変化はどうしようもありません。
必ず片頭痛をなくす!といった方法は難しいのですが、和らげる方法はいくつかあります。
片頭痛をなくしたい!和らげる方法
片頭痛の原因があきらかになっていない以上、完全に治す事は難しいです。
片頭痛がでたら和らげる方法をいくつか頭に入れておきましょう!
和らげる方法としていくつか挙げられます。
・痛みのある部分を冷やす
・気持ちが鎮まるよう暗く静かな部屋で休む
・ツボを押す
・コーヒーなどのカフェインを利用する
・鎮痛薬を服用する
まず、痛みのある部分を「冷やす」ことは、血管が圧迫されて刺激と変わっている箇所を落ち着かせる意味で行います。
血管の圧迫をおさえる事で「痛み」を和らげる効果が期待できます。
そして人によっては日常の光に過敏になってしまっていることで、片頭痛の傷みを誘発してしまう事も・・・
そんな方は、暗く静かな部屋で小1時間程ゆっくりと休みましょう。
この時、寝すぎてしまうと逆効果で頭痛が治りづらくなるので要注意が必要です!
そして自分でできるセルフケア方法として簡単に取り入れられるのが「ツボ押し」
指を軽く折って気持ちいいくらいの強さで何度かツボを押してみましょう♪
そして、カフェインの摂取。これは「鎮痛剤」の役目として痛みを和らげてくれます。
このカフェインも取りすぎには注意しましょう。
カフェインを過剰に摂取してしまうと、和らげたかった片頭痛を悪化させてしまいます。
最後に、どうしても慢性的な頭痛としてひどい。そんな時は病院で片頭痛が和らぐ薬を処方してもらいましょう。
この薬自体も人によっては使いすぎる事で、片頭痛に対しての抗体ができてしまう場合があります。
できるだけ薬はひどいとき以外、セルフケアを実践し和らげる事をおすすめします。
あきらかにこれといった原因がわかっているものも片頭痛に繋がっている
あきらかにわかる原因として、肩こりや目の疲れが挙げられます。
肩がこっていて、血流が悪くなることで片頭痛をおこしたり日頃の仕事での目の疲れが片頭痛の原因と直結している事も考えられます。
そんな時は適度にストレッチをしたり、目の疲れに効く目薬を愛用したりと自分の体をいたわってあげましょう。
まとめ
軽い片頭痛だと思っていると、大変な重病となってしまうパターンもあります。
慢性的で嫌な片頭痛を毎度引き起こさないように、できるだけ早めの改善をおすすめします。
なりやすい人の特長として、精神的にストレスのかかる職場にいたり疲れがたまりやすい方に片頭痛持ちは多い気がします。
誘発する食べ物もしっかりと気を付ければ、片頭痛を阻止出来る事もあるので試してみてください。
いかがでしたでしょうか?片頭痛となる要因が当てはまる項目が多ければ出来る範囲でのケアをしてください。
原因と対処法を知って、毎日の片頭痛なしな快適ライフを過ごしてください♪